関東で車中泊できる道の駅を厳選紹介！温泉や絶景も満喫

DriveCampイメージ

関東地方で車中泊ができる道の駅を探している方に向けて、この記事では実際に車中泊がしやすい道の駅を厳選して紹介していきます。車中泊は旅の自由度を高める一方で、「どこなら安心して泊まれるのか」「禁止されていないか」などの不安もつきものです。最近ではマナー違反による苦情が増え、一部の道の駅で明確に車中泊が禁止されるケースも出てきています。

この記事では、関東地方で車中泊に適している道の駅を、ランキング上位の人気スポットや、利用者に好まれているおすすめの場所から厳選してご紹介します。危険とされる理由やマナー違反で禁止されるケースについても丁寧に解説していきますので、安心して車中泊を楽しみたい方はぜひ参考にしてください。

車中泊できる道の駅 関東のおすすめスポットを紹介

DriveCampイメージ

車中泊を歓迎している道の駅とは？

DriveCampイメージ

車中泊に対して前向きな姿勢を示している道の駅は、全国に点在しています。特に「RVパーク」や「オートサイト」が併設されている施設は、電源の確保やごみ処理対応などの面でも安心して利用できるのが魅力です。さらに、車中泊を歓迎する道の駅では、周囲に温泉施設やスーパー銭湯があるなど、旅人にとって嬉しいポイントが揃っています。

車中泊に対して積極的な道の駅は、施設としてもマナーを守った利用が期待できるため、車中泊初心者にもおすすめです。以下に関東地方の中でもとくに車中泊ウェルカムな道の駅を紹介します。

道の駅おおた（群馬県）

関越自動車道・太田桐生ICから近く、利便性の高さが魅力の「道の駅おおた」。こちらは敷地内に【RVパーク】が併設されており、電源の利用やごみ処理が可能なため、安心して車中泊が楽しめます。トイレや休憩スペースも24時間利用可能で、夜間の利用にも配慮されています。

道の駅尾瀬かたしな（群馬県）

自然豊かな片品村に位置する「道の駅尾瀬かたしな」も、車中泊歓迎の道の駅です。こちらには【RVパーク】が整備されており、電源サイトの他、専用のマウスウォッシュコーナー（歯磨き室）も設置されているなど、旅人の衛生面にも配慮が行き届いています。さらに敷地内には「尾瀬の湧水」が湧き出る給水所があり、旅先でのちょっとした感動も味わえるスポットです。

道の駅川場田園プラザ（群馬県）

「関東好きな道の駅ランキング」で上位常連の道の駅川場田園プラザ。観光とグルメを楽しめる複合施設として人気ですが、実は敷地内に【オートキャンプ場】があり、キャンピングカーでの宿泊が可能です。専用エリアがあることで、他の来訪者への迷惑を避けながら安心して滞在できます。地元食材を使ったレストランや農産物直売所も充実しており、道の駅だけで一日過ごせるほどの充実度です。

無料で利用できる関東の人気道の駅

DriveCampイメージ

関東地方には、設備やロケーションが魅力的でありながら、無料で車中泊ができる道の駅も多く存在します。これらの道の駅は基本的に「休憩目的」としての利用が前提ですが、周囲に配慮して静かに過ごすことで、快適な一晩を過ごすことができます。無料で利用できるとはいえ、マナーの徹底が大前提です。

道の駅八王子滝山（東京都）

都心からのアクセスも良く、週末には多くのドライバーが立ち寄る道の駅です。24時間利用可能なトイレや自販機が整備されており、夜間も比較的明るく安心です。近隣に温泉施設やスーパーもあるため、快適な車中泊が実現します。

道の駅庄和（埼玉県）

国道4号沿いに位置し、長距離トラックの運転手やドライバーに人気の道の駅です。24時間営業の施設もあり、仮眠や食事にも便利。広々とした駐車場と清潔なトイレも魅力です。

道の駅ちくら 潮風王国（千葉県）

南房総エリアにあるこの道の駅は、太平洋を望む絶景スポット。無料駐車スペースから見える夕景は圧巻です。直売所では海産物も豊富に取り揃えており、観光気分も味わえます。

温泉が併設された道の駅でリフレッシュ

DriveCampイメージ

車中泊で長距離移動をしていると、どうしても身体の疲れが溜まりがちです。そんなときに嬉しいのが、温泉や入浴施設が併設された道の駅。車内での宿泊にプラスして、温泉に浸かることで心も身体もリラックスできます。ここでは関東エリアで、温泉施設が近くにあるおすすめ道の駅をご紹介します。

道の駅おがわまち（埼玉県）

比企郡小川町にある「道の駅おがわまち」には、すぐ隣に「おがわ温泉 花和楽の湯」があり、露天風呂やサウナ、岩盤浴まで楽しめる本格派の温泉施設です。ドライブで疲れた体をじんわり癒すにはぴったりのスポット。道の駅では地元野菜の直売や、紙すき体験などもできます。

道の駅はが（栃木県）

ここには「ロマンの湯」という温泉施設が併設されていて、泉質はアルカリ性単純温泉。肌がつるつるになると評判です。道の駅には地元特産のとちおとめや農産物も並び、季節ごとの旬を楽しめるのも魅力。温泉後にソフトクリームでひと息つくのが定番コースです。

道の駅みょうぎ（群馬県）

妙義山の麓にある「道の駅みょうぎ」は、景観の良さとともに、「もみじの湯」という温泉施設が併設されています。秋は紅葉を眺めながら入浴できる贅沢なロケーション。無料駐車場も広く、比較的静かな環境なので、落ち着いて車中泊を楽しみたい方にもおすすめです。

絶景を楽しめるおすすめ道の駅リスト

DriveCampイメージ

車中泊の魅力のひとつは、旅の途中で出会える思わぬ絶景。夜明けの空、海辺の夕日、山の稜線…。そんな“感動の瞬間”に出会える道の駅での一夜は、旅の特別な思い出になります。ここでは、関東エリアで「絶景」とともに車中泊が楽しめる道の駅をご紹介します。

道の駅ちくら 潮風王国（千葉県）

目の前に広がるのは、南房総の大海原。夕暮れ時には水平線へと沈む太陽が絶景を演出します。無料駐車スペースからでも海が見えるため、車内からでもその風景を楽しめるのがポイント。施設内の直売所では、新鮮な魚介や干物も豊富で、地元グルメも楽しめます。

道の駅くろほね・やまびこ（群馬県）

わたらせ渓谷鉄道沿いにあるこの道の駅は、春は桜、秋は紅葉と、四季折々の山あいの絶景が楽しめます。とくに夜間の静けさと自然の音が印象的で、心がほどけるような一夜を過ごせます。駐車スペースも広く、周囲が落ち着いているのも嬉しいポイント。

道の駅たばやま（山梨県）

多摩川の源流に近い場所にあり、豊かな森と渓流に囲まれた立地。標高が高く、夜は満点の星空が広がります。施設内には「のめこい湯」という温泉も併設されており、旅人には嬉しい立ち寄りスポット。山間の静けさが感じられる癒しの空間です。

道の駅で車中泊する際に守るべきマナー

道の駅での車中泊は、「無料で使えるありがたい休憩施設」として多くの人に利用されていますが、その一方でマナー違反が増えると、施設側が「車中泊禁止」にせざるを得なくなる場合もあります。気持ちよく車中泊を楽しむためにも、以下のポイントをしっかり守りましょう。

車中泊はあくまでも車内で完結する

道の駅は本来、ドライバーの「休憩」や「仮眠」のための施設です。そのため、テーブルや椅子を広げたり、タープを張ったりといった“キャンプ行為”は控えましょう。

食事や歯磨きなども基本的には車内で行い、他の利用者に迷惑をかけないよう心がけることが大切です。

ゴミの処理と水場の利用に注意

ゴミは必ず自分で持ち帰る、または指定のゴミ箱に正しく捨てるのがルール。水道設備がある道の駅もありますが、「食器洗い」や「洗濯」など、生活行為のような使い方は避けましょう。中には、飲料水用の湧き水がある場所もあるので、用途やルールを確認してから使用してください。

アイドリングと発電機の使用はNG

夜間のアイドリングや発電機の使用は、騒音や排気ガスの原因になります。周囲に人がいる場合は特に気を配り、静かに過ごすことを意識しましょう。夏や冬は暑さ・寒さ対策が必要ですが、電源付きのRVパークやポータブル電源などを活用するのがおすすめです。

長期滞在や連泊は避けよう

道の駅での車中泊は、1泊の“仮眠”を前提とした利用が基本です。数日間にわたって滞在したり、荷物を置いて日中に外出するような使い方は避けましょう。繰り返しになりますが、施設は“休憩の場”であり、宿泊施設ではないという点を忘れないようにしましょう。

関東で車中泊できる道の駅を選ぶ際の注意点

DriveCampイメージ

車中泊禁止の道の駅とその理由

DriveCampイメージ

道の駅での車中泊に関しては、「禁止」と明示されている情報や書き込みもありますが、その多くは車外でのキャンプ行為や長時間の滞在を制限するものであり、車内での仮眠や休憩を完全に禁止しているわけではありません。​

国土交通省も、「道の駅は休憩施設であり、宿泊目的の利用はご遠慮いただいています」としつつも、「交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、仮眠していただくことはかまいません」と述べています。 つまり、車内での仮眠や休憩は許容されており、問題となるのは以下のような行為です。​

これらの行為は、他の利用者や施設運営に支障をきたすため、禁止されている場合が多いです。道の駅の管理者側も、施設の維持や安全管理のためにキャンプ行為を禁止しているという事情を理解することが大切です。​

したがって、車内で静かに過ごし、他の利用者や施設に配慮した行動を心がければ、多くの道の駅での車中泊は可能です。

このように、道の駅での車中泊に関しては、施設ごとのルールやマナーを守ることが重要です。 事前に各道の駅の公式サイトや現地の案内を確認し、適切な利用を心がけましょう。​今後も、車中泊を楽しむ皆様が快適に過ごせるよう、マナーとルールを守りながら、素敵な旅をお楽しみください。

安全面で注意すべき道の駅の特徴とは？

DriveCampイメージ

車中泊をするうえで、設備の充実度や利便性だけでなく「安全性」は非常に大切な要素です。とくに初めて車中泊を経験する方や、家族連れ・女性の一人旅などでは、より安心して過ごせる環境を選ぶことが求められます。ここでは、安全面で注意すべき道の駅の特徴や、避けたほうがいいポイントを解説します。

人通りが少なく、夜間照明が乏しい場所

都市部から離れた場所にある道の駅では、夜になると一気に人の気配がなくなり、真っ暗になることも珍しくありません。こういった道の駅では、防犯面が不安になるだけでなく、急病やトラブル時の対応が難しくなるリスクもあります。防犯カメラの有無や、近隣に24時間営業の施設があるかどうかもチェックしておきたいポイントです。

トラックの長時間アイドリングや騒音がある

幹線道路沿いの大型道の駅では、長距離トラックの利用も多く、深夜でもエンジン音や出入りの騒音が気になるケースがあります。静かに眠りたい方にとっては、安眠を妨げる原因になりやすいため、トラック専用レーンの有無や駐車エリアの配置を事前に確認しておくと良いでしょう。

不便すぎるロケーション

たとえばトイレや自販機が極端に遠い場所、外灯がなく夜間の移動に危険が伴うような道の駅は、特に女性や高齢者にとっては不向きです。また、山間部や人気の少ない川沿いでは、夜間の動物出没などのリスクも考慮する必要があります。

駐車場の出入りが分かりにくい・狭い

現地で困りがちなのが「駐車場の構造」です。入り口が分かりづらかったり、車幅がギリギリの通路しかない道の駅は、特に夜間の初見では苦労します。駐車しにくさから事故のリスクも高まるため、事前にストリートビューで下調べをするなどの工夫も有効です。

初心者に人気のランキング上位スポット

DriveCampイメージ

車中泊をこれから始めたい方にとって、「どこなら安心して泊まれる？」「設備は充実している？」というのは大きな関心事ですよね。そんな方におすすめしたいのが、ランキングや口コミで常に上位にランクインしている道の駅です。ここでは、関東エリアで初心者からの評価が高い道の駅をピックアップしてご紹介します。

道の駅川場田園プラザ（群馬県）

すでに先述しましたが、初心者にとって特に人気の高い道の駅として「川場田園プラザ」は外せません。オートキャンプ場が整備されているほか、日中の混雑時でも駐車場の誘導が丁寧で、案内板も非常に分かりやすいのが特長。さらに、トイレが清潔で暖房便座つきという点も、口コミでの高評価ポイントです。

道の駅おおた（群馬県）

こちらも初心者に人気の道の駅です。24時間営業のトイレ・休憩室に加えて、隣接するRVパークは使い方がシンプルで分かりやすく、初めて利用する人にも優しい設計となっています。また、国道からのアクセスも良好で、夜間の出入りも安心です。

道の駅ちくら 潮風王国（千葉県）

こちらも先述しましたが、絶景を楽しみながらの車中泊に加え、地元の新鮮な海産物やお土産を楽しめることから、旅の楽しさを実感しやすい道の駅として評価されています。夜間も駐車場の照明が明るく、初心者でも不安なく利用しやすい環境が整っています。

快適な車中泊に必要なマナーと心構え

DriveCampイメージ

道の駅での車中泊は、あくまでも「休憩施設の一部として利用する」という意識が大切です。車内で一夜を過ごすこと自体は問題視されていなくても、使い方を誤ると施設側からの信頼を失い、結果として「車中泊禁止」につながることもあります。ここでは、道の駅を利用する際に知っておきたい基本的なマナーと心構えをお伝えします。

車内で完結する過ごし方を心がける

もっとも重要なのは、「車内で完結すること」。

外にテーブルや椅子を出しての調理や食事、タープや洗濯物の展開などは、キャンプ行為とみなされ、他の利用者の迷惑になることがあります。たとえ1人でも、車の外で過ごす行為は極力控えましょう。

音・光・においに配慮する

アイドリングの音や、強いLEDライトの光漏れ、においの強い食事なども、周囲に迷惑を与える原因になります。

とくに深夜帯は、他の利用者の眠りを妨げないように心がけましょう。ライトは必要なときだけ使用し、ドアの開け閉めも静かに行うのが基本です。

設備は丁寧に使用し、ゴミは持ち帰る

道の駅のトイレや洗面所は、公共の設備です。

食器を洗ったり、洗面所で髪を洗うといった使い方はNG。

また、ゴミ箱がない道の駅では、ゴミは必ず持ち帰ることが基本です。

緊急時に備えた情報チェックも忘れずに

滞在前には、道の駅の公式サイトや最新の口コミ情報などをチェックしておくと安心です。天候や交通状況、設備の営業時間などを事前に把握しておくことで、万が一のときの判断がスムーズになります。

まとめ：関東の道の駅で車中泊を楽しむなら

DriveCampイメージ

関東地方には、車中泊に適した道の駅が数多く存在します。特に【RVパーク】や【オートキャンプ場】が併設されている施設であれば、電源やごみ処理、トイレ設備が整っており、初心者でも安心して車中泊を楽しむことができます。また、無料で利用できる道の駅でも、ルールとマナーを守って利用すれば、快適な旅の拠点となってくれます。

ただし、車中泊禁止の明確な基準は実は曖昧です。「禁止」とされる行為の多くは、車外でのキャンプ的な振る舞いであり、車内で静かに仮眠を取る行為そのものを厳しく禁じている施設はごく一部です。

DriveCampでは、以下のスタンスを基本としています：

この考え方に基づいて、車中泊スポットの紹介やマナー啓発を行っています。