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セレナで車中泊 家族4人での寝方のコツと快適な空間の作り方

セレナで車中泊 家族4人での寝方のコツと快適な空間の作り方

DriveCampイメージ

セレナで家族4人が快適に車中泊をするためには、適切なシートアレンジや寝具の選び方、荷物の収納方法が重要です。セレナは広々とした車内空間を持つミニバンですが、4人で寝る場合はスペースの使い方に工夫が必要になります。

特に、コンパネ(板)を活用した寝床の作り方を知っておくと、より快適な睡眠環境を確保できます。また、マットレスや布団、寝袋の選び方によっても寝心地が大きく変わるため、車中泊に適したアイテムを選ぶことが大切です。

さらに、長距離旅行やスキースノーボード旅行などの際には荷物が増えがちなので、ルーフキャリアや天井収納を活用して車内スペースを有効活用することが求められます。

この記事では、セレナで車中泊をする際に知っておくべきポイントを詳しく解説し、家族4人でも快適に過ごせる方法を紹介します。快適な車中泊の準備を整えて、家族との特別な時間を楽しみましょう。

記事のポイント

  • セレナで家族4人が快適に車中泊するためのシートアレンジや寝方
  • マットレス、布団、寝袋など快適な寝具の選び方
  • コンパネ(板)を活用したフラットな寝床の作り方
  • 荷物の収納方法とルーフキャリアの活用術

セレナで車中泊 家族4人での寝方のポイントと注意点

  • 家族4人での車中泊は可能?快適さの目安
  • C26・C27・C28セレナの車中泊に向いた特徴とは
  • 大人4人での車中泊は現実的?スペースの限界

家族4人での車中泊は可能?快適さの目安

家族4人での車中泊は可能?快適さの目安

セレナで家族4人が車中泊をすることは可能ですが、快適に過ごせるかどうかは工夫次第です。特に、大人2人・子ども2人の組み合わせであれば、スペースを効率よく使うことで問題なく宿泊できます。ただし、子どもが成長すると車内の狭さを感じやすくなるため、快適に過ごすための準備が必要です。

家族4人が横一列で寝られるのは、子どもが小さいうちまでです。子どもが小学生になる頃には、頭の位置を前後逆にしたり、斜めに寝る工夫をすることで、限られたスペースをより有効に活用できます。

そして荷物の収納にも注意が必要です。4人分の荷物を適切に整理しないと、就寝スペースが狭くなり快適さが損なわれます。そのため、天井収納やシート下のスペースを有効活用することが重要です。

就寝時に邪魔になる荷物は、助手席にまとめて置くのが便利です。運転席には緊急時にすぐ移動できるように荷物を置かないのが理想的です。また、夜中にトイレに行く際にスムーズに出入りできるよう、運転席側のスペースを確保しておくと良いでしょう。

このように、適切な準備と工夫をすれば、セレナで家族4人の車中泊は十分可能です。ただし、長期間の宿泊には限界があるため、1〜2泊程度の短期間での利用が理想的でしょう。

C26・C27・C28セレナの車中泊に向いた特徴とは

C26・C27・C28セレナの車中泊に向いた特徴とは

セレナは、ミニバンの中でも車中泊に適した車種の一つです。特に、C26・C27・C28モデルはシートアレンジや収納スペースが工夫されており、車中泊の快適性を向上させる要素が備わっています。

まず、フルフラットに近いシートアレンジが可能である点が大きな特徴です。後部座席を倒すことで広いスペースを確保できるため、マットレスや布団を敷くことで快適な寝床を作ることができます。特にc27では、シートの段差が少なく、よりフラットな状態にしやすくなっています。

次に、天井の高さがあるため、大人でも圧迫感を感じにくいのもメリットです。ミニバンの中には天井が低い車種もありますが、セレナは比較的ゆとりのある設計になっており、着替えや荷物の整理がしやすいです。

また、荷物収納のしやすさも魅力の一つです。シート下や後部スペースに十分な収納が確保されているため、4人分の荷物を効率よく整理できます。

一方で、純正の状態では段差があるため、快適な寝床を作るには工夫が必要です。マットやコンパネ(板)を活用してフラットな寝床を作ることで、より快適に過ごすことができます。

これらの特徴を活かすことで、C26・C27・C28セレナは車中泊に適した空間を確保できる車種と言えます。特に家族4人での車中泊を考えている場合、シートアレンジや収納の工夫をすることで、より快適な環境を作ることが可能です。

大人4人での車中泊は現実的?スペースの限界

大人4人での車中泊は現実的?スペースの限界

日産セレナで大人4人が車中泊をすることは可能ですが、快適性の面では厳しい部分があります。車内のスペースを最大限に活用しても、大人4人が横になって眠るには十分な広さとは言えません。

セレナの車内寸法を考えると、大人4人が並んで寝るには横幅が不足する可能性があります。特に、身長が高い人がいる場合、足を伸ばせるスペースが限られ、窮屈に感じることがあるでしょう。そのため、交互に頭と足の位置を逆にしたり、斜めに寝る工夫をすることで、少しでも快適に休めるスペースを確保できます。

また、シートを倒しても完全なフルフラットにはならないため、快適に眠るためにはマットやコンパネ(板)を使って段差をなくす工夫が求められます。ただし、マットを厚くしすぎると頭上の空間が狭くなり、逆に圧迫感が出てしまうため、適度なバランスが必要です。

車中泊の頻度や目的次第では、大人4人でも工夫をすれば可能です。例えば、夜間に数時間の仮眠を取る程度であれば、スペースをやりくりすることで対応できます。しかし、長時間の滞在や連泊となると、限られた空間がストレスの原因となるため、快適に過ごすのは難しくなります。

そのため、大人4人での車中泊は可能ではあるが、快適性の面では難しいというのが現実的な結論になります。もし大人4人での車中泊を計画する場合は、シートアレンジや荷物収納の工夫を徹底し、快適に過ごせる環境を整えることが不可欠です。

セレナで車中泊 家族4人での寝方を快適にする準備

  • シートアレンジの工夫でスペースを最大化
  • コンパネ(板)を活用してフラットな寝床を作るコツと注意点
  • マットレス 布団 寝袋の選び方とおすすめアイテム
  • ルーフキャリアを使って車内スペースを確保する

シートアレンジの工夫でスペースを最大化

シートアレンジの工夫でスペースを最大化

移動時は3列目を荷物スペースとしています

セレナで車中泊を快適にするためには、シートアレンジを工夫し、限られた車内スペースを最大限に活用することが重要です。特に4人での車中泊では、就寝スペースを確保しつつ、荷物の収納も考慮する必要があります。

まず、シートをフルフラットにするのが基本です。セレナは座席を倒せば比較的フラットな状態にできますが、シートの段差や隙間があるため、マットやクッションを活用すると快適さが増します。また、2列目と3列目のシートの位置を調整し、最も広いスペースを作ることがポイントです。

次に、足元のスペースを上手に使う工夫も重要です。助手席を前方にスライドさせることで、より広い就寝スペースが確保できます。さらに、後部座席の足元に荷物をまとめることで、寝るスペースを広く確保できるでしょう。

また、就寝時と移動時でシートアレンジを変えるのも効果的です。移動時には座席を起こし、荷物を効率的に収納できる形にしておきます。そして、就寝時にはシートを倒し、スムーズに寝床が作れるように準備しておくと便利です。

このように、シートアレンジを工夫することで、スペースを有効に活用し、快適な車中泊を実現できます。

コンパネ(板)を活用してフラットな寝床を作るコツと注意点

コンパネ(板)を活用してフラットな寝床を作るコツと注意点

我が家では1300✕650にカットした9ミリ厚のOSB板を2枚使用しています

セレナで車中泊をする際、コンパネ(板)を活用すると、より安定したフラットな寝床を作ることができます。純正のシートアレンジではそのまま寝るには辛い段差が残るため、寝心地を向上させるためにはコンパネ(板)を敷くのが効果的です。

コンパネ(板)を活用するメリットとして、しっかりとした寝床を作れることが挙げられます。特に、柔らかいマットレスだけでは段差が気になる場合でも、コンパネ(板)を敷くことでフラットな寝床を確保でき、より快適に眠ることができます。

一方で、注意点もあります。まず、コンパネ(板)のサイズ選びが重要です。車内のスペースに合ったサイズを選ばないと、設置時にずれてしまい、寝るときに違和感を感じることがあります。そのため、事前にセレナの車内寸法を測り、適切な大きさのコンパネ(板)を用意することが大切です。

また、通気性にも気を配る必要があります。コンパネ(板)を敷きっぱなしにすると湿気がこもりやすく、カビの原因になることがあります。そのため、通気性の良いマットや布団を組み合わせたり、定期的に換気を行ったりすることが重要です。

また、シートに傷やダメージを防ぐ工夫も大切です。設置や撤収を繰り返すうちに、シートが擦れて跡がついてしまうことがあります。その対策として、板の端をサンドペーパーで滑らかにしておくのはもちろん、フェルト地の布を貼るなどの対策をすることで、ダメージを最小限に抑えることができます。

このように、コンパネ(板)を活用することで、より快適な寝床を作ることができますが、適切な準備と工夫が必要です。事前に計画を立て、快適な車中泊環境を整えましょう。

マットレス 布団 寝袋の選び方とおすすめアイテム

マットレス 布団 寝袋の選び方とおすすめアイテム

セレナで快適な車中泊を実現するには、寝具の選び方が重要です。マットレス、布団、寝袋にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、用途や季節に合わせた選択が必要になります。

先述したコンパネ(板)と寝具を上手に組み合わせることで、自宅で寝るの寝るのと遜色ない寝心地を実現することが可能です。

マットレスの選び方

マットレスは、段差を解消し、寝心地を向上させるのに役立ちます。おすすめは厚み3cm以上のウレタンマットエアマットです。ウレタンマットは適度な硬さがあり、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴です。一方、エアマットは収納性に優れ、使用しないときはコンパクトに畳めるため、荷物を減らしたい場合に最適です。

おすすめアイテム

  • 高反発ウレタンマット(適度な硬さで寝返りしやすい)

  • 自動膨張式エアマット(収納しやすく、設置も簡単)

布団の選び方

布団を使う場合は、薄手の敷布団やコンパクトな掛け布団を選ぶと、車内スペースを圧迫せずに済みます。寒い時期には羽毛布団や厚手のブランケットを活用するのもおすすめです。ただし、布団は収納に場所を取るため、荷物のスペースを考慮する必要があります。

おすすめアイテム

  • 車中泊専用コンパクト布団セット(折りたたみ可能)

  • 羽毛掛け布団(保温性が高く、軽量)

寝袋の選び方

寝袋は、特に冬の車中泊で活躍します。選ぶ際は使用温度の目安を確認し、季節に適したものを選びましょう。冬場には-5℃以下対応のマミー型寝袋がおすすめです。夏場には、薄手の封筒型寝袋やブランケットと併用できるタイプが適しています。

おすすめアイテム

  • -5℃対応のマミー型寝袋(冬場でも暖かい)

  • 軽量封筒型寝袋(夏場や春秋に便利)

究極は家庭用マットレス+敷布団+毛布or寝袋

究極は家庭用マットレス+敷布団+毛布or寝袋

布団のサイズはセミダブルがジャストフィット

キャンプや車中泊向けのアイテムは収納性に優れていますが、最も快適で手軽なのは家庭用のマットレスと敷き布団を活用することです。

セミダブルサイズの敷き布団を使うと、ほぼ丁度いいサイズ感で敷くことが出来ます。マットレスは好みで使っても使わなくてもいいのですが、コンパネ(板)を使ったとしてもやはり段差が気になる事もあって、我が家では厚さ8センチ程ある低反発マットレスを使っています。

使わない時に場所を取るという大きなデメリットがあるものの、それに代えられない快適さがそこにはありますので、一度試してみる事をおすすめします。

掛け布団は外気温にもよりますが、寝袋を広げて掛け布団代わりにして使うのがコンパクトに収納出来るのでおすすめです。我が家では3シーズン用の5000円以下で購入できる封筒型を2枚、大人1人と子ども1人のペアで使用。

マイナス10数度以下まで下がる極寒時にはその上に更にもう一枚、ダブルで繋げて使えるタイプの寝袋を掛ける事によって、車内のペットボトルが凍る程まで気温が下がっても快適に眠る事が出来ています。

このように、車中泊の快適性は寝具選びで大きく変わります。シーズンや使用目的に合わせて適切なアイテムを選び、快適な睡眠環境を整えましょう。

ルーフキャリアを使って車内スペースを確保する

ルーフキャリアを使って車内スペースを確保する

長距離ドライブで車中泊をする際、車内スペースの効率的な活用が快適に過ごすためのポイントになります。特に家族4人分の荷物はかさばりやすく、そのまま積むと就寝スペースが狭くなってしまいます。そのため、ルーフキャリアを活用することで、荷物を車外に収納し、車内を広く使うことができます。

ルーフキャリアのメリット

ルーフキャリアを使うことで、すぐに使う必要のない荷物を車外に収納できるため、車内のスペースを最大限確保できます。特に、ルーフボックス付きのキャリアを使えば、荷物を雨や雪から守ることができるため、天候を気にせず収納できるのがメリットです。

ルーフキャリアの種類と選び方

ルーフキャリアには、ルーフボックス型オープンラック型の2種類があります。それぞれ特徴があるため、自分の用途に合ったものを選ぶことが大切です。

  • ルーフボックス型:密閉構造で雨や雪から荷物を守るのに最適。鍵付きなので盗難からも荷物を守れる。
  • オープンラック型:荷物を自由に積載でき、スノーボードや大型の荷物にも対応しやすいが、荷物がむき出しになるため防水、盗難対策が必要。

ルーフキャリアのデメリット

ルーフキャリアを使用する際は、車の全高に注意が必要です。特に立体駐車場では高さ制限があるため、入庫できない場合があります。事前にキャリアを含めた車両の高さを把握しておくことで、駐車時のトラブルを防げます。

我が家のセレナHFC26にルーフボックスを装着すると全高は約230cm弱になります。そのため、高さ制限2.3m以上の駐車場であれば問題なく入庫できます。

またルーフキャリアを使用すると空気抵抗が増え、燃費が悪化すると言われています。しかし、実際には高速道路での長距離移動では17〜19km/Lほどの燃費を維持できており、大きな影響は感じていません。

さらに、強風時には横風の影響を受けやすくなります。特に高速道路では突風による車体の揺れが大きくなるため、速度を控えめにし、慎重な運転を心掛けることが重要です。

このように、ルーフキャリアを活用することで車内のスペースを確保し、快適な車中泊を実現できます。

セレナで車中泊 家族4人での寝方のポイントと注意点まとめ

セレナで車中泊 家族4人での寝方のポイントと注意点まとめ

記事のポイント

  • 家族4人の車中泊は可能だが、工夫が必要
  • 小学生以上の子どもがいる場合は寝方を調整する
  • シートアレンジを駆使して就寝スペースを広げる
  • コンパネ(板)を活用するとフラットな寝床を作りやすい
  • 収納スペースを有効活用し、荷物で就寝場所を圧迫しないようにする
  • 就寝時の荷物は助手席にまとめておくと動線が確保できる
  • 季節ごとの寒暖差対策をしっかり行う
  • マットレスや布団の選び方で快適性が大きく変わる
  • 車内泊には軽量でコンパクトな寝具を選ぶのがポイント
  • ルーフキャリアを活用すれば車内スペースが広がる
  • 高さ制限のある駐車場ではルーフキャリアが入れない場合がある
  • 短期間の車中泊なら快適に過ごせるが、長期は厳しい

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